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ストレスもワキガの原因になります

ワキガ体質の人にとっては、ストレスも大敵。汗をかいて体臭が強まると、それがまたストレスになって汗をかく、という悪循環に陥ってしまいます。ことに最近は、気温や体温に関係なく、手のひらや足の裏などに汗をく「手のひら多汗症」が急激に増加しています。その理由としては、ストレスの増加、環境の悪化、ワープロやパソコンの普及によって、体全体ではなく指先を頻繁に使うようになったことなどが、指摘されています。現代は、複雑なストレス社会です。太古の人間が夢にも思わなかったような環境が現実になる一方で、人間の精神や体のほうは太古の時代とさして変わっていないのですから、そこにストレスという名のきしみが出るのは当たり前ともいえるでしょう。

ストレスの影響を受けているのは男性ばかりではありません。社会進出が進むなか、女性も男性以上にストレスの影響を受けています。その影響の一端が、ワキガの増加にも表れているのです。ある統計によると、女性のワキガ発生状況はOLと学生が圧倒的に多く、主婦はたいへん少ないという結果が出ています。そして、女性の中でもより責任の重い地位にいる人のほうが、ワキガになりやすいという結果も出ているのです。近年、さまぎまな病気との関連が少しずつ解明されてきたストレス。ワキガ・多汗症も、そのストレスと無縁ではないのです。

ワキガ対策には、いくつかの方法があります

汗やこオイというものは、自分の意志で出したり止めたりできるものではありません。それだけに対策はやっかいですが、そこであきらめてしまっては何も解決しません。トラブルの原因が判れば、解決へのスタートラインに立ったも同然。あなたの悩みを解消する方法を、考えてみましょう。

①香水で体臭を隠す
②食事療法で体臭を軽減する
③局所を清潔に保つ
④各種の制汗剤を使用する
⑤ストレスを溜めず、精神的発汗を抑える
⑥外科治療によって根治する

ワキガ・多汗症への対策として考えられるのは、だいたいこれくらいでしょうか。それぞれに一長一短がありそうです。

コーヒーのカスを乾燥させて消臭剤代わりに

コーヒーには消臭効果のある成分が含まれ、焙煎した豆自体も臭いを吸収しやすいという性質をもっています。またコーヒーを入れたあとの粉も、消臭剤として使うことができます。まず使い終わったコーヒーの粉を、新聞紙に広げて天日干しして、しっかり乾燥させます。粉がサラサラに乾いたら、布製の袋や小さな容器に入れて下駄箱や冷蔵庫、押し入れやクローゼット、トイレなどに置きましょう。

コーヒーの脱臭パワーが気になる臭いを消してくれます。靴やブーツの消臭対策にもおすすめ。コーヒーの粉が完全に乾いていないと、カビが生えることもあるので、気をつけて。灰皿の底にコーヒーの粉を敷くと、タバコの臭いが軽減されます。その他、生ゴミに振りかけたり、ペットのトイレの消臭剤に使うなど用途はいろいろあるので、コーヒーの粉を捨てる前にぜひ試してみてください。

衣替えの季節になると、気になるのが衣服にうつった防虫剤の臭いです。そのまま着てしまうと、常に臭いが気になってつらいもの。ドライクリーニングに出せば、確実に臭いは消えますが、経済的とはいえません。しまっておいた衣類を着るまで、時間に余裕があるなら、風通しのよい場所に干すとよいでしょう。突然礼服が必要になるなど、時間がない場合はアイロンがけがおすすめ。臭いのついた洋服に蒸しタオルをのせ、その上からアイロンをかければOK。

衣服をハンガーにかけて、スチームアイロンで蒸気をまんべんなくかけるだけでも十分です。ドライヤーの風を当てるのもよいでしょう。こうした方法だけでも効果はありますが、その後4~5時間くらい干しておくと、さらに臭いが取れてすっきり。ビニール袋などに洋服と市販の脱臭剤を入れて、2~3時間そのままにしておいたり、入浴後の湿気のある浴室に干すのも、臭い取りに効果があります。

「油分」は皮脂の分泌を活性化させる

スナック菓子やインスタントラーメン、ポテトチップスなど、油分が多く含まれた食べ物が大好きという人も要注意です。スナック類に使われている抽の多くは酸化していることが多いので、腸の中の悪い菌を優勢にしてしまうからです。さらに油分の多い食材を多くとっていると、血中の油濃度が高くなります。こうして血液に溶け込んだ油は全身に運ばれ、毛細血管を介して皮膚の表面から分泌されるようになり、皮脂の分泌量を増やします。油分をとるのなら、オリーブ油を適量使う程度にとどめましょう。

「お酒」に含まれる二オイ物質も要注意!
ニオイを作る食材は、食べ物だけとは限りません。飲み物の中にも該当するものがあり、その1つにお酒が挙げられます。お酒をしこたま飲んだ翌日、パートナーや同僚に「お酒臭い!」と言われたことはありませんか? 食べたおつまみなどの影響もあるでしょうが、お酒に含まれるアルコール成分には、それ自体に強いニオイがあります。その上、アルコールは代謝されるとアセトアルデヒドや酢酸といった、さらに強いニオイ物質に変わります。これらが汗となり、呼気となって二日酔いの強烈なニオイを生み出すのです。

「体を冷やす食材」も二オイが出る原因となる

お肉がダメなら、野菜をとればいいだろうと思うかもしれません。たしかに野菜は動物性タンパク質や脂質がない上、食物繊維も豊富で体臭予防にうってつけの食材といえます。ですが、ここに1つ盲点があるのです。食べ物には体をあたためる食材と冷やす食材があります。野菜でいえば夏が旬の野菜類、たとえばキュウリやレタスなどは、体を冷やす食材に含まれます。キュウリばかりをバリバリかじる人はいないでしょうが、健康法として、毎日たっぷりの生野菜サラダを食べ、冷たい水を1日2ℓ飲むといったことを続けている人は、注意が必要です。

とくに習慣化しているようなら、体は冷える一方。人間の体は血液がめぐることで全身の温度が一定に保たれるのですが、どこか一箇所でも急激に冷やされるところがあると、そこから冷えが全身に広がってしまうからです。体が冷えると、常在菌の活動が鈍ります。常在菌は体表面で35℃以下、体内で36度以下になると元気がなくなるといわれています。常在菌の元気がなくなると、腸内および体表面のセルフケアが十分でなくなり、体臭が強くなるのです。そうならないよう、野菜をとるなら体を冷やす食材は避け、温野菜や根菜類など体をあたためるものを選びましょう。

●白米・白砂糖などの「精白食材」が招く腸内腐敗
日本人なら「嫌い」という人はまずいない、ほかほかと湯気を上げる白いごはん…。じつは白米もまた、食べすぎることで体臭の原因となる可能性があります。また、パスタやパンに使われている精白した小麦粉やお菓子作りや料理で欠かせない調味料の1つである白砂糖も、ニオイを作る食材です。こうした炭水化物や精白された食品は、乳酸や酢酸などの疲労物質を発生させます。すると体内で活性酸素が大量に発生し、脂質が酸化します。こうして生じた過酸化脂質が皮脂腺に詰まると、悪臭が発生するのです。なお、白米やパンを食べすぎたり、よくかまないでいると腸内腐敗が起き、ニオイの原因となります。ごはんを食べるなら精白されていない玄米を選び、よくかんで食べる習慣をつけましょう。

肉、油、砂糖… こんな「食習慣」が体臭を強くする!

●二オイを作る食材、作らない食材
食事による体臭対策は、「体臭予防」と「消臭」の2つのアプローチが考えられます。まずは「体臭予防」の食事のとり方から説明しましょう。覚えておきたいのは、食物にはニオイを作る食材と作らない食材があるということです。

この「ニオイを作る食材」を避けた食生活を心掛けることが、体臭予防のための第一歩となります。では、ニオイを作る食材とはどんなものが挙げられるでしょう。次にその食材を挙げていきますが、ニンニクやネギ類など、あきらかにニオイを出しているとわかる食材だけでなく、「え、そんなものまで?」と思うようなものも多く含まれているはずです。

●肉類が腐敗臭を生み出す
腸内環境を悪くさせる大きな原因となるのが、肉類など動物性タンパク質や脂質のとりすぎです。肉の何が問題なのかというと、消化・分解に時間がかかる食材であるという点です。それでなくても日本人は欧米人に比べて腸が長く、分解された食べ物が腸内にとどまる時間が長いという特徴がありますから、肉は一層長い時間とどまり、腸内で発酵して腐敗臭を発生させてしまいます。

また、消化のために臓器の活動が活発化すると、体温が上昇し、発汗が起こります。これも体臭を強くする原因となります。汗をかけば、においやすくなるのです。さらにタンパク質は体内でアミノ酸になりますが、その一部からはニオイのもととなるアンモニアが生成されます。これだけの体臭要素が揃っているのが、肉類なのです。食べるのであれば、なるべく早く排出させるために、食物繊維を多く含んだ食材をつけ合わせに、少量をとるとよいでしょう。

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